ShopifyからBrazeに送信されるイベントデータを確認してみる
前の記事でShopifyとBrazeを統合し、ShopifyでのイベントをBrazeに送れるようにしました。
今回はその送られたデータをBrazeで確認していきたいと思います。
Brazeで利用できるデータの確認
Shopifyイベント
サポートされているShopifyのイベントデータですが、
- shopify_abandoned_checkout
- shopify_create_order
- Purchase
です。
shopify_abandoned_checkout
shopify_abandoned_checkout
は、Shopifyストアのページの決済画面(個人情報や決済情報の入力をするところ)から1時間たっても注文完了にならなかった場合にトリガーされるとのことでした。
Brazeのカスタムイベントとしてs送信されます。
カスタムイベントの詳細ですが、Brazeのダッシュボードの設定の管理->カスタムイベント
から確認できるようになっています。
Shopifyからどんな情報が送られてくるのかがプロパティでわかります。
shopify_create_order
shopify_create_order
は顧客がShopifyストアから購入を完了した時にトリガーされます。
こちらもBrazeのカスタムイベントとして送信されます。
shopify_create_orderと同様に、カスタムイベントの詳細はBrazeのダッシュボードの設定の管理->カスタムイベント
から確認できるようになっています。
purchase
Purchase
はshopify_create_order
と同じく、顧客がShopifyストアから購入を完了した時にトリガーされます。
これはBraze標準のpurchaseイベントとして送信されます。
BrazeではShopifyの商品IDが表示されるようです。
Shopifyカスタム属性
サポートされているShopifyのカスタム属性ですが、
- shopify_accepts_marketing
- shopify_sms_consent
- shopify_tags
です。
shopify_accepts_marketing
shopify_accepts_marketing
は、チェックアウトページで取得されるメールマーケティングの情報です。
上記のように、チェックがついているとtrue,そうでなければfalseが送信されます。
brazeのユーザー情報ページで値を確認できました。
shopify_sms_consent
shopify_sms_consent
はshopify_accepts_marketingと同じようなデータで、smsでのマーケティングを受け取るようにしていると送信されます。
brazeのユーザー情報ページで値を確認できました。
shopify_tags
shopify_tags
はShopifyの管理者が設定した顧客タグに対応するものが送信されます。
Shopifyの顧客管理画面上でタグを設定しておくと、Brazeに送信されたときに
このようにBrazeのユーザー詳細画面で確認できます。
Shopifyの標準属性
標準属性として、以下の情報もBrazeに送信されて同期します。
- First Name
- Last Name
- Phone
- City
- Country
Brazeは、サポートされているShopifyカスタム属性、およびBraze標準属性を、既存のユーザープロファイルとデータに違いがある場合にのみ更新します
といった仕様になっています。
brazeのユーザー詳細ページでこれらの情報は確認できます。
brazeは対応するShopifyのデータを、お客様のメールアドレスや電話番号を使ってユーザープロファイルにマッピングします。
Shopifyユーザー同期 に詳細が記載されていますので確認しておきましょう。
Shopifyの製品情報
Shopifyのストアで購入した製品の情報もBrazeで参照することができます。
Brazeのダッシュボードの設定の管理->製品
のページに遷移してみます。
上記のように一覧に製品が表示されていますが、Shopifyの製品の場合はproduct_idが製品名として指定されているようでした、
製品のプロパティも確認できます。
Brazeのダッシュボード上で、Shopifyから送られてくるデータを確認してみました。
このデータを実際に使う方法は別記事にて検証していきたいと思います。