ShopifyからBrazeに送信されるイベントデータを確認してみる

ShopifyからBrazeに送信されるイベントデータを確認してみる

Clock Icon2022.03.16

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

前の記事でShopifyとBrazeを統合し、ShopifyでのイベントをBrazeに送れるようにしました。

今回はその送られたデータをBrazeで確認していきたいと思います。

Brazeで利用できるデータの確認

Shopifyイベント

サポートされているShopifyのイベントデータですが、

  • shopify_abandoned_checkout
  • shopify_create_order
  • Purchase

です。

shopify_abandoned_checkout

shopify_abandoned_checkoutは、Shopifyストアのページの決済画面(個人情報や決済情報の入力をするところ)から1時間たっても注文完了にならなかった場合にトリガーされるとのことでした。

Brazeのカスタムイベントとしてs送信されます。

カスタムイベントの詳細ですが、Brazeのダッシュボードの設定の管理->カスタムイベントから確認できるようになっています。

Shopifyからどんな情報が送られてくるのかがプロパティでわかります。

shopify_create_order

shopify_create_orderは顧客がShopifyストアから購入を完了した時にトリガーされます。

こちらもBrazeのカスタムイベントとして送信されます。

shopify_create_orderと同様に、カスタムイベントの詳細はBrazeのダッシュボードの設定の管理->カスタムイベントから確認できるようになっています。

purchase

Purchaseshopify_create_orderと同じく、顧客がShopifyストアから購入を完了した時にトリガーされます。

これはBraze標準のpurchaseイベントとして送信されます。

BrazeではShopifyの商品IDが表示されるようです。

Shopifyカスタム属性

サポートされているShopifyのカスタム属性ですが、

  • shopify_accepts_marketing
  • shopify_sms_consent
  • shopify_tags

です。

shopify_accepts_marketing

shopify_accepts_marketingは、チェックアウトページで取得されるメールマーケティングの情報です。

上記のように、チェックがついているとtrue,そうでなければfalseが送信されます。

brazeのユーザー情報ページで値を確認できました。

shopify_sms_consent

shopify_sms_consentはshopify_accepts_marketingと同じようなデータで、smsでのマーケティングを受け取るようにしていると送信されます。

brazeのユーザー情報ページで値を確認できました。

shopify_tags

shopify_tagsはShopifyの管理者が設定した顧客タグに対応するものが送信されます。

Shopifyの顧客管理画面上でタグを設定しておくと、Brazeに送信されたときに

このようにBrazeのユーザー詳細画面で確認できます。

Shopifyの標準属性

標準属性として、以下の情報もBrazeに送信されて同期します。

  • Email
  • First Name
  • Last Name
  • Phone
  • City
  • Country

Brazeは、サポートされているShopifyカスタム属性、およびBraze標準属性を、既存のユーザープロファイルとデータに違いがある場合にのみ更新します

といった仕様になっています。

brazeのユーザー詳細ページでこれらの情報は確認できます。

brazeは対応するShopifyのデータを、お客様のメールアドレスや電話番号を使ってユーザープロファイルにマッピングします。

Shopifyユーザー同期 に詳細が記載されていますので確認しておきましょう。

Shopifyの製品情報

Shopifyのストアで購入した製品の情報もBrazeで参照することができます。

Brazeのダッシュボードの設定の管理->製品のページに遷移してみます。

上記のように一覧に製品が表示されていますが、Shopifyの製品の場合はproduct_idが製品名として指定されているようでした、

製品のプロパティも確認できます。


Brazeのダッシュボード上で、Shopifyから送られてくるデータを確認してみました。

このデータを実際に使う方法は別記事にて検証していきたいと思います。

参考

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